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国会で議論すべき事は国家存立の為の基本的な問題 [blog]

http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%85%9a%e9%a6%96%e8%a8%8e%e8%ab%96%e3%81%a7%e8%ad%b0%e8%ab%96%e3%81%99%e3%81%b9%e3%81%8d%e3%81%af%e3%80%8c%e5%b9%b4%e9%87%91%e3%80%8d%e3%81%a7%e3%81%aa%e3%81%8f%e3%80%8c%e3%83%9b%e3%83%ab%e3%83%a0%e3%82%ba%e6%b5%b7%e5%b3%a1%e3%81%ae%e5%ae%89%e5%85%a8%e3%80%8d/ar-AADt6wC?ocid=oa-cinqueter014#page=2

トランプが日米間の「片務的」な安保条約に異議を唱えている。

立場が変われば、その指摘の意味がよく分かる。

従来のままでは米国は日本を守る義務はあっても
日本には米国を守る義務はない。

「対等」な同盟関係を維持するという観点からすれば、
その関係は「いびつ」と言わざるを得ない。

しかし、日本には、現状の憲法下では、
米国からその点を指摘されても、致し方ない。

憲法9条にもある様に、
戦力の不保持や交戦権の否認がまかり通っている。
だから普通の国の持つ当たり前の権利
つまり「国防の権利」さえも行使出来ない事になっている。

戦後日本は米国から「再軍備」を促された経緯もあった様だが
日本は経済一本槍で国の再興を図ってきた。
日本が二度と米国に牙をむかない様にする為に取った米国の方針を
上手く活用して軍備を持たない方針で経済に専念してきた。
それが効して日本は目覚ましい戦後復興を成し遂げてきた。
過去は、それで良かったのかも知れない。

現在に至っては、
中国のその後の経済的軍事的台頭により、
圧倒的だった米国の覇権は相対的に低下し、
覇権を握り続ける事が困難になってきた今、
米国は軍事経費の削減を目指さざるを得なくなっている。

そうした状況の変化の下では、
日本もそうした変化に対応すべき時が来ている。

のんきな日本人は、何も手を打つ事なくても、平和が担保されると信じている。
そのひどさ加減は、もう「妄想」の域にあると言っても過言ではない。

今までは、米軍の存在故に迂闊に手出しができなかった日本だったが、
米軍の存在が薄れたり無くなったりしたら、
中国はすぐにでも日本に手出しをして来るだろう。
それでなくとも尖閣の近辺では、今迄から、侵入の機会を狙った活動が見られる。

米国が日本保護の義務を帳消しにしたら、
好むと好まざるとにかかわらず、
我が国はすぐにでも、自国単独の力で自国防衛をせざるを得なくなる。
それは待ったなしの状況に変化し得るのに
我が国ののんきな国民は、そんなことを夢にも思っていない節がある。

だから、リスクの高い現状を誤認し、憲法論議を極力避けている。

国の大事な責務の一つは、「国防」であるのに、
多くの国民はその議論を避けている。

世界に目を向ければ、誰の目にも分かる危険な状況なのに、
念仏を唱える様に、何もせずとも、あたかも平和が確保できるものと「錯覚」している。

普通に目を開けている人ならば、普通に感知できるはずの危機感を
まったく持っていない人が多過ぎるのでは???

一国の総理が、憲法論議を躊躇する様な、国民から送られて来る風潮に違和感がある。
そんな大事な事を一番に議論しないで何をする? 

何でもむやみやたらに政争の具にし、意味なく時間を浪費する頓珍漢な野党など問題外。
国会では何を議論すべきなのかも分かっていないのなら、国会議員の資格がない。





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