SSブログ
Visit my YouTube: https://www.youtube.com/user/NickEcrivain
映画の印象ではとても魅力的だったのに ブログトップ

ヴェネッチアは、期待外れだった [映画の印象ではとても魅力的だったのに]

映画「旅情」で有名な、あのヴェネッチアは、
ほぼ半日位のとても短い滞在でした。 
映画の中では、
アメリカからハイ・ミスのあの美人女優キャサリン・ヘップバーンが、
休暇で訪れたヴェネッチア。 
赤いムラノ・グラスを求めて、
現地で、旅行者相手の土産物の売店をやっている、
子持ちのロッサノ・ブラッツイと仲良くなる映画。 
映画の背景が、丁度夏場だったから、
キャサリーンが川に落ちるシーンもありましたね。 
あの中で、白いクチナシの花は印象的でした。 
「クチナシは、口がなくても、においあり」

http://video.search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%97%85%E6%83%85+%E6%98%A0%E7%94%BB&tid=8c94363d78cfef13b0fdb8d1a08eb750&ei=UTF-8&rkf=2

でも、実際に見たヴェネッチアは、
私の眼には、どぶ川のように映りました。 
干潟の上に作られた街は、世界にも類例のない珍しいもの。 
でも、あの川の汚れでは、
あえてゴンドラに乗ってみようとは思いませんでしたね。 
頭の中に浮かぶイメージと、実際の様子では、
かなりの乖離がありました。 
そら、そうですよね。 カメラのレンズを通して映る世界は、
なぜか現実より、かなり立派なものに見えるものですから。

http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=venezia

丁度、お昼の時間になる前に自由行動になり、
迷路のような街中を、歩いて見て回りました。 
当たり前ですが、ヴェネッチアには、
車の通れる道はありません。 
ゴンドラなどの船か徒歩のみになります。 
時間の制限があり、あまり遠くまで行けませんでしたが、
あの有名な、街で一番大きなリアルト橋までは、
足を伸ばしました。 
途中で見つけた小さな橋を渡った所にあった、
角のこじんまりとしたリストランテ。 
店主は女主人で、
あまり「愛想がいい」とは言えませんでした。 
店はカウンター席と、四人掛けのテーブル席が三つ。
入った時は昼時でしたが、
埋まっていたのはテーブル席が一つだけでした。 
しまった、選択が間違ったと、一瞬思いましたが、
あの時間の余裕のない状況では、
他に選択の余地はありませんでした。 
カウンター席には二人くらい客がいたような、
でもあまり記憶には残っていません。

それに比べると:

「フィレンツェのリストランテは良かった」
フィレンツェの店では、とても気分よく、
白のフル・ボトル一本を空けて、酔っ払い、
持っていたショルダー・バッグを、
椅子の後ろに掛けたまま忘れてしまいました。 
でも店の人が、親切にも、
後から追っかけて持って来てくれました。 
その好意が忘れられません。 
店を出る前には、帰りのタクシーも呼んでくれ、
タクシーの番号と、
あと三分で来るよとカードの裏に書いて渡してくれ、
至れり尽くせり。

その真心から出る、
おじさんの笑顔付きのサービスと較べたら、
ヴェネッチアの店主は無愛想極まりない感じだった。 
個人差と言えば個人差なのでしょうが。 
人に依るのですね。
また、その時の運にも、左右されるのかもね。。。。

この続編は「ミラノ」。。。。Ciao a tutti!

お得な海外航空券・パッケージツアーは【H.I.S.】

映画の印象ではとても魅力的だったのに ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。