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あなたは神を信じますか?と聞かれる事がある。 [世界は多様]

昨日近所の図書館に行った。

目指す本が見当たらなかったが、
ふと手にしたのが「隠されたヨーロッパの血の歴史」
副題は、「ミケランジェロとメディチ家の裏側」
評論家副島隆彦氏の本だ。

目を通していて、最初に目についたのが
「ローマ・カトリック教会は大嘘つきだ」との事。

それは昔から言われる「性悪説」と同じ事。

ローマ教会は「人間はすべて罪人として生まれている。
人はすべて罪を背負ってこの世に生きている。だから
その罪を死ぬまで償い続けなければいけない。
人間の罪を贖う、贖罪する為にキリストが死んだのだ」とする。
「これがローマ・カトリック教会の教えだ。
これが巨大な嘘であり、諸悪の根源だ」、とある。

更に、「真実とは何か」とある。
「人間がこの世に生まれてきて生きているという事は、
罪悪ではない、罪ではない、という事だ」とある。
「だから、人間は、自分の生と生活を思い切り楽しく、
嬉しく生きていいのだ。これが真実だ」とある。

また更に、「人間に生そのものを罪深いものとして決めつけ、
だから生涯を賭けて、その罪を償い、贖い続けなければいけない、と
ローマ教会は教え続けた。人間の生そのものを罪悪にしてしまったら、
この世は生き地獄と化す。そしてまさしく、生き地獄にしてしまった。
人間を宗教の奴隷にしてしまった」とある。

日々の人生を特定の宗教に影響されていない一般の普通の日本人からすれば、
例えばキリスト教やイスラム教など、「神を信じる」人々の世界の事は
一般的にはとても分かりにくい。

我々一般の日本人は、いわば「性善説」に類する観念の世界に生きている。
「悪い事をしないのがふつう」で、悪い奴はつまみはじかれるまともな世界。

だから、欧米や中近東等の、宗教に支配された世界の人々の事が分かりにくい。

宗教の何たるかをテーマに話し合う機会のほぼない我々だが、
他国との関わりを持たなければならない人々なら、
多少は、彼らの宗教観などについてすこしは勉強しておく必要を感じる。

個人レベルでは、「あなたは神を信じますか」という趣旨の質問を
時々受けるのが現実だから。









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