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仮に日本人が、自分の国を独立国だと思っていたら [blog]

仮に日本人が、自分の国を独立国だと思っていたら、
それは単なる勘違いでしかない。

独立国とはなんだろうか? 
果たして我が国は本当に独立国なのだろうか?
残念ながら、我が国は独立国ではない。 

独立とは自分の力で自分を守れる立場にある事を意味する。 
人様の力に頼ることなく、自分で一人前に自分を律する力を持ち、
他者からの悪意から自分を守れて何ぼ。 

自衛隊の能力は、いろんな数ある国々の中では、
結構高いという話は聞く。

でも、その潜在能力は専守防衛という看板を掲げている限り、
何の力も出せない。

日本国憲法がその持てる能力を束縛し、
敵国から攻撃されない限り、反撃出来ない。

所がどうだろう。 
攻撃された「後」からでは、時すでに遅すぎて、
反撃所ではないだろう。

日本を取り巻く環境は、鵜の目鷹の目で、
侵略の機会を伺っている悪意に満ち溢れた中国や
いつ何をするのか分からない独裁国家の北朝鮮
並びに反日を国是とする韓国が存在する。

中でも中国の軍事力増強は、
世界最強の米軍をも脅かすスピードで拡大されてきている。

そして、とりあえずは尖閣諸島を呑み込もうとしている。

しかし、日本の軍事力だけでは
中国の力を抑え込む事は出来ないと言われている。 

つまり、米国の後ろ盾がなければ
すぐにでも攻撃される状況は否めない。

換言すれば、日本は自力で自国防衛が出来ない。

然るに、未だ多くの日本人は、
そうした状況に問題意識を持たない。 

自分らでは戦えなくても、ひょっとしたら、
米国軍が代わりに自動的に戦ってくれるとでも思っているのだろうか?

米国第一を主義とする米国が、何もしない日本人を横目にみて、
日本の為に血を流してくれると思う方が、
頭が狂っていると言わざるを得ない。 

そうした非現実的な事を思っているから、
切迫した危機感も持てないのだろう。 

日本が非独立国なのだという認識の欠如は
ありもしない「平和憲法」盲信に由来する単なる「妄想」でしかない。 




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