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話は大抵「合わないもの」 [blog]

無人島で一人住む生活でもない限り、
人は日々、多くの他の人々といろんな用件で話をしている。 

働いている人なら仕事の関係者と仕事の話や雑談やら。 
無職の人なら、隣近所などの人とやら。
子供がいるお母さんならば、子供の関係での付き合いやら。

それぞれの関係する社会の人々と話す機会があるだろう。

そうしたいろんな人々との付き合いで、
お互いの連絡事項など、事務的な話は別として、
個人が他の方と友達付き合いをしていても、
特定の仲良しの仲間の中でも、
すべての話の中で、
お互いが全く同じ意見ということは、あってもそう多くない筈。 

人それぞれに意見や見解や嗜好が多かれ少なかれ違う場合が多い。 
でも、付き合い上、自分の主張ばかり通さず、
相手に合わせるという場合が少なくない。

日本人は元来、「とことん討論する」という習慣がない。 

どちらでもいい場合は、付和雷同という程の極端ではなくても、
結構相手に合わせるという融通性がある。 

余程の事がない限り、「口角泡を飛ばす」という状況には至らない。 

人によって、表面上は肯定していても、
裏では陰口をたたくという場合もあるようだ。 

でも見かけ上は、和を尊ぶきらいが強い。 

賢い人ならば「和して同ずる」事はないのかも。 

関係が上手くいくように、
お互いが譲歩して歩み寄ることが少なくないけれど、
必要があってそうして波風を立てない様にしているだけで、
考えや意見は必ずしも同じではない。 

大抵は、それなりに異なっているものだろう。

仲のいい友達とは、お互いに趣味や関心事などに共通のものがある。 
お互いに興味がある共通の題材が存在するから、
そうした共通項が二人の関係の距離を短くする。 

他の事を話しても、まったくかみ合わないとしても、
その共通項に関しては、話が合うと言うか馬が合うと言うか、
そういう事が友達関係を形成する。 

友達同士は主観的に自然体で友達関係を築いているが、
お互いに話の合う分野は、そんなに広くはない。 

大抵は、話は合わないものなのである。

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