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香港人は、中国人ではない [異文化交流]

2013/5/14付けの産経ニュースで
「香港の人が、彼等は中国人ではなく、香港人」と主張する記事を読んだ。

昨今では、中国事情に関する、目に余るニュースを、
日常的に目にする時代になったので、
それらの周知事実から大いに想像は出来るが、
香港人の間で「嫌中感情」が広がっているとの事。

今や世界中で嫌われている中国人。
その嫌われる大きな原因は、
目を覆うばかりの、彼等のすばらしいマナーだとか。
そんな彼等が香港に、中国本土から大勢押し寄せてきて、
日用品や不動産を買いあさり、
物価や不動産価格が高騰して、
香港の人々の生活に、
大いに悪影響を及ぼしているとのこと。
それらも香港人の不満の大きな原因だとの事。
そんな記事を読んでいて、とても納得する。

その記事に出てくる香港人のチャン氏。
彼は自分のことを「中国人ではない」と考えているとのこと。
その気持ち、とても分かる様な気がする。
あんなすばらしいマナーの恥ずかしい連中と、
「同じにされてたまるか」、という心情なのだろう。

香港には1997年以前の英国植民地時代があり、
中国に返還後16年が経過し、
その間に、香港の法による支配や民主的な価値観が、
中国によって、徐々に破壊されてきたとのこと。

中国人は「粗暴」で、「多様な価値観を認めない」と書かれている。
まあ、言論の自由もない、報道の自由もない、と広く知られている、
異民族を日常的に弾圧しても平気な顔をしておれる、
といわれるあの中国のことだから、
北京政府が香港の選挙に介入してきても不思議はない。
50年間保障された「一国二制度」が、中国政府の選挙介入で
ほごにされたと反発している、と書かれているチャン氏。
そんなチャン氏が、英国植民地時代の旗を掲げるグループの発起人。
直接の支持者数はまだ少ないらしいが、
ネット上では既に3万人近くが、彼のグループを支持しているらしい。
ほんとにやりきれない心情なのだろう。

同じ中華民族に属する彼等が、中国共産党の支配下に置かれた
「中華人民共和国人」という、別の同類人種の行動を見て、
見るに忍びない気持ちにさせられているのだろう。



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