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松岡洋右の語学力 [外国語]

かって松岡洋右外相は、国際連盟総会で「十字架演説」を行った。 
1932/12/08のことである。
松岡は満州事変後、国際連盟の議場にて、
日本が満州事変に立ち入った経緯を説明する中で、
中国によって日本の権益がどれほど侵害されたかという歴史事実を列挙し、
「日本はむしろ被害者だ」と断言して見せた。 
このように正々堂々と国の立場を説明できる政治家が戦後ほとんどいなくなった。 
だから誤った「加害者意識」というものが国民の間に定着してしまったのだろう。

一頃よく見かけた謝罪外交はあまりにも愚かだ。 
日本人特有の「謝ればすべて水に流せる」という考え方は、
決して中国に通用しない。 
中国には「水に流す」という思想はなく、
宿敵を許そうという心のゆとりもない。 
九十九代にも渡って仇討ちを逃げようとするのが中国人。 
彼等には忖度の余地はない。

日本人の敗戦のトラウマが、
自虐的な日本人を大量に繁殖させてきた。
政府が反省と謝罪のパーフォーマンスを繰り返すのもそのためだった。

松岡外相の国際連盟脱退の演説は「原稿なし」で一時間二十分に渡った。

http://www.c20.jp/1932/12jujik.html

彼の「十字架演説」に関する「引用」は上記のURLを参照。 
その時の印象が時空を超えてこちらに伝わってくるようだ。 
彼のような人材を輩出できれば、日本の国際的地位も高くなる。 
日本は単にMade in Japanの製品をつくるだけで満足することなく、
それ以外に、国際的に影響力を与え得る松岡外相のような人材を育てるべきだ。 
天然資源のない日本にある唯一の資源は、今の所、人材の資源しかない。 
メタン・ハイドレートもまだ先のことだ。 
国はその現実をしっかり認識し、
上手く人的資源を掘り当てるようにすべきだ。 
人材のない国に未来はない。 
将来の国際政治は、従来のアメリカ主導型に替わって、
日本が旗振りし、世界を動かしてもいい。 
国力を高揚し、人材を揃えば、それもまんざら夢でもあるまい。



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