お盆の度に思う事

日本では、お盆と言う特別な時期がある。
例年８月の13日頃の時期だと認識している。

このお盆の時期には、一般の企業の多くは一斉にお休みに入る。
その時期を利用して、都会で働く多くの人が、
自らの出所である田舎に「一斉に」里帰りする。

その目的は故郷に戻ってお墓参りをし、
離れ離れの身内や旧友などに会うなどだろう。

時期を同一にすることで、家族のみんなが集まりやすいし
旧友との再会も容易になるという利点がある。

でも、問題は、高速道路をはじめ新幹線や空の便が
超満員で飽和状態になり、全国ニュースとなり報道される。

夏の炎天下高速道路が何十キロも渋滞するという事は
とても耐えられるものではない。
暑い状況に長時間さらされることで熱中症のリスクは高まる。

日本の社会が効率を重視する事による弊害がそこにある。

せめてそこで同時期に集中しなくても済むようになるよう
社会的に従来の風習を多少なりとも変えて、
せめてその集中を半分以上に分散する習慣を始めればいいのにと思う。

盆や正月やゴールデンウイークには旅行をせずに、
普段の日に休日を取り旅行をする。
個人レベルでの休日の取り方に多様性が出れば、
旅行者にはそれによる利益を享受できるようになる。

もうぼつぼつ「右へ倣え」の悪習を卒業したいもの。

私は今年の旅行は６月の初旬に取った。

タグ：盆休みの活用 混む時期に旅行をしないメリット