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「他人を思いやる心」を持つ日本人には「したたかさ」が足りない。 [日本人論]

日本人には「他人を思いやる心」を持つ人は多い。 
自分の心に余裕があるとそうした気持ちになれるものだ。 

それはそれで日本人の美徳として麗しいことだが、
それなりに広くマナーの流布した世界に住んでいるが故に、
人を疑う事も多くなく、それでも大した問題もなくやれてきているのは、
それは日本人だけの世界で安住しているからに過ぎない。 

我々日本人の間では「人をだます」という前提がない。 
だから、人をうかつにもたやすく信じてしまう。

その点、中国人は「他人を信じることはない」と言われる。 
自分の国も信用できなければ、
自分以外の他人を信じられない世界に住んでいると言われる。

信じられるのは自分のみか自分の家族の範囲まで。 
だからお互いに人を信じる事はない模様。 

人にだまされるのは騙された方が悪いのであって、
だました方が激しく言われることがないのかも。 

そうした騙しが常に存在する世界に無関係な日本人は、
物事の判断をするときに、人は騙さないものという前提でものを考える。 
俗に言われる性善説がその根底にある。 
発想の前提が性悪説を基本とする世界の人々とは全く異なる。 
それを、「お人よし」と呼び、日本人の多くはお人よしなのだろう。

だから、日本の普通の発想で物事を考え判断するから、
日本人はその外交の分野で他国に騙される。 

よせばいいのに、約束の履行を待たずに、
約束と同時に、お金を出すなどというのはその悪い例だ。 













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