テロを醸成する雰囲気にちなんで

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC08H0K_Y5A100C1EA2000/

移民の多いフランスには、
移民の殆どいない日本にはない悩みがあるのでしょうね。　
特に問題は、テロリストになり得る素地を持った
イスラム系移民が多いということと、
国内景気の低迷による経済格差の模様。　
それと、大きな引き金は、
フランスがアメリカと共同でイスラム国へ
空爆に踏み切ったことによるイスラム国側の強烈な反感みたい。

日本から出たことのない、日本社会の事情しか知らない
井の中の蛙のような私にとっては、
イスラム系移民と言っても、
現実にそれがどんな意味をするのか、
肌身に感じて分からない位だから、
ちょっと理解しがたいフランス事情。　

言語や映像だけでスポット的に伝えられる報道だけでは、
その問題の本質は、理屈や頭で理解できそうに思えても、
本当はその核心までは分からない。

移民の問題は、
宗教の違い（これが大きな要因）や言葉や習慣や、
価値観の違い（これも大きい）など、
そうした様々な「際だった差異」が摩擦を生み、
問題を起こし得る原因となるみたい。　
そんな実例は、移民の多いドイツ社会でもあると聞く。

そうした移民が存在するが故の、
避けがたき事情を取り込まないためには、
日本は移民を受け入れる政策は
絶対取り入れるべきではないことを教えてくれる。　

人口の減少による労働力総体の低下を補うためには、
女性がもっと自由に活躍できる
社会的制度的背景の抜本的改良や
高齢者を上手く活用できる社会にすることは必須。　
それと、
結果的に少子化現象を起こしている原因の排除に
「本気」で取り組む必要がある。　
勿論、その為には景気対策は当然大前提とはなるが、
景気対策だけでは根本的な改革は成しえない。

フランスの出生率が何故世界一なのか、
そんな理由もよく研究して、少子化対策も含めて、
どうすれば女性が活躍できるかそのヒントを得て、
いいところは取り入れて欲しいと思う。

６５歳以上の高齢者を活用することは、
彼らに日々の活力を与え、健康維持を図る事によって、
健康保険料の削減にも寄与すること間違いなし。　
これから間違いなく急激に増大する社会保障の為の
コスト増加の削減を達成するためには、
絶対成功させるべき項目。　
まだまだ健康で働く意欲の旺盛な高齢者は
少なくないと思う。　

社会を抜本的に改良するためには、
すべての既得権を無くし
全て一から立て直す位の覚悟が必要。　

自分の個人的な利益しか考えない個人や団体が
自分の利益のみの追及に汲々とする限り、
日本は上手く変われない。　
既得権は潰すべし。
外国人の既得権など論外だ。

そういう意味では真の実力を発揮出来得る、
出来る大物政治家の活躍が期待される。　
特定の関係する団体の意向のみを尊重する
田舎的思考型の政治家は排除されるべきだ。
人数の数だけで物事を決めようとする
多数の国会議員は不要。
定数削減は国家予算にも寄与する。

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