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海外旅行はいと楽しい [旅行]

日本人は恵まれた国民で、海外旅行の経験のない人は、
今やかなりの少数派だろう。 
昨今は子供ずれで出かける家族も多く、
小さな子供でも、何度も海外旅行の経験があるというのも、
少なくないようだ。 
数回以上の海外旅行経験者は極普通で、
中には、年に十回以上出かけるという恵まれた人もいる。 
そういう人は、時間も自由になり、体力に問題がなく、
金銭的にも融通の利く人たちだが、現実にいる。 

旅の目的は、人それぞれだろうが、
私のように世界遺産を巡る旅は、人気のある部類だろう。 
その国に始めて訪れる場合は、
やはりその国で第一に見るべきものを見に行く
というのが自然なことだと思う。

個人的な意見を言わせて頂くと、
私はイタリアがとても好きだ。 
「ローマは、一日にして成らず」と言われるように、
イタリアには歴史が感じられる。 
イタリアのあちこちが、どこもとても興味深い。

最初に感動したのは2001年に始めて訪れた、
バチカンのサン・ピエトロ寺院。 
入場料が無料だったのが良かった、のではない。 
あの、寺院の内部の、言葉で表すことの出来なかった、
その強烈な印象と感動は、とても写真ででも、
感じたそのままを、捕らえることは出来ない。 
まさにその現場に居合わせることの出来る人にしか伝わらない、
あの筆舌に尽くしがたい得体の知れない感覚。 
あれは何だったのだろう。 
ヨーロッパ旅行は、その時が初めてで、
いきなり、本物の凄さに遭遇した。 
美術の教科書などに出てきたプロが撮った写真でも感じられない、
目の前にある本物の持つ迫力。 
ミケランジェロの偉大さなどには、
掛け値なしで脱帽した。 
世界が長年に渡って評価するものには、
やはりその価値に値するものが潜んでいる。

それまでは度々、海外からの訪問客を連れて、
京都の金閣寺や清水寺や竜安寺などなどを訪問し、
彼等に胸を張って紹介し、
日本の自慢のものだと思っていたが、
そのそれまでの自分の脳裏にあったそのイメージが、
そのバチカン訪問を機に、完全に違ったものになった。 
日本が誇りとする種類のものとはどこか違う、
異質の何かが感じられた。

ローマの街は、街そのものが、
美術館や博物館みたいなものだと思う。 
長年のローマの歴史が作り上げた、
自然の屋外の歴史博物館。 
コロセウムの前には、
古代の騎士の装束に身をまとった、モデル商売人までいた。 
街の魅力は、世界中から多くの観光客を引き寄せ、
その種のモデル商売でも継続して成り立つのだろう。 
観光して回るところは、ローマにはとても多い。 
いくらでも、楽しく遊べる街だ。 
「ローマの休日」のロケ地を巡るのも楽しい。 
トレヴィの泉には、後ろを向いて、5円玉をほり込んで来た。 
けちだからではない。 
また「ご縁」があることを願ってのことだ。 
冬場のスペイン広場は、ちょっと殺風景で、
閑散としていたけれど、
オードリー・ヘップバーンが、映画の中でやったように、
イタリア人が好きなジェラートでも食べながら、
その階段の地を楽しむのもいい。 
階段下の右手には、タクシー乗り場があった。 
観光の名所だからだろう。 
その乗り場に客待ちのタクシーは何台もあった。 
そこからタクシーに乗り、真実の口のある寺院に向かった。 
そこでの、その映画のシーンも印象的だったから。。。。。

人の好みはいろいろだろうとは思うけれど、
Romaはおすすめ。 是非、ゆっくり時間をかけて
そこでの滞在を楽しんで頂きたい。



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