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日本人の特徴(2) [日本人論]

危機管理意識が乏しい。

都会でこそ玄関にカギをかけて戸締りをする日本人だが、
ちょっと地理的に離れると、戸締りをしないお宅もまれではない。 

それが都市部の近郊でも昔からの人々が多く住む
田舎風の様な地域でそんな傾向がある。

何故かと言うと、住民はお互いにお互いをそれなりに知っていて、
犯罪を助長するような環境にはないからだろう。 

それほど、治安が良くて、他人の家に押し入って
金品を盗む泥棒が多くないからなのだろうと思う。

但し、近郊でも新興地では、
特にそれなりにリッチと思われる住宅街では、
軒並に泥棒が入るという場合もある様だ。 

我が家が長年泥棒に狙われなかったのは、
我が家がご近所と比べて、それなりに見劣りしていた為かも知れない。

物事は、他の事例と比較してみるとよく分かる。

もう何十年も前の昔の事。 
Hong Kongに行った時に、友達からの依頼で、
彼の友達で現地在住の人に会いに行くことを頼まれた事があった。 

その時訪れたお宅は、玄関の扉の外に
鉄格子のような別の扉で二重に保護されていた。 

それだけ、当時の現地の治安事情は治安が悪かったのだろう。

出てきた人は内側の扉だけを開けて
外側の扉は閉めたままで私に対応された事が、
当時の私には強烈な印象だったので、未だに覚えている。 

でも、その後、類似の例は
Bangkokの街中でもいくらでも見たことがある。 
現地の治安事情に応じて、扉がそうして二重になっていたのだろう。 

そうした事は、日本では、何も戸締りだけではない。

世界的に見て、日本は多分
世界で一番治安のよい国なのだろう。 

だから、アメリカ等と違って、一般の日本国民は
自分で保身用の銃など保持していない。 
銃が無くても、夜間に女性が一人歩きをしても、
犯罪に遭う確率はかなり低い。 

場所にも寄るかも知れないが、
犯罪の多いアメリカの都会や、
強姦の多いと言われる韓国などでは、あり得無い。 

日本人は「平和ボケ」しているとよく言われる。 

普段から、犯罪のリスクがかなり低いものだから、
危機管理意識も育たないのは無理もない。

先の大戦後、日本は他国との戦争もなく、
平和裏に暮らしてきた。 有難いことだ。 

中東の地域では、宗教の違いや宗派の違いや
歴史的経緯などから、常に身の危険を感じながら、
その日その日の生活を余儀なくされているように見える。 

常に中国の船や航空機などによる
領海領空侵犯の危機に見舞われている尖閣での今の事情は
ちょっと例外かも知れないが、
日本では、そうした日々の他国による越境行為は、他ではほぼない為、
自国の国防を真剣に考える一般国民は少ないと思われる。

冷静に考えてみれば分かる事だが、
日本人は仮に他国から攻撃を受ければ、
日米安保の下、アメリカが自動的に
日本防御に汗をかいてくれるものと信じているような印象を受ける。

例え尖閣が日本防衛の為の対象になると明言されても、
アメリカだけで対応してもらい、
日本は一切手を出さないなんて事は、
前提として有り得ない。 

日本は日本がやるべきことをやって、
足らない部分をアメリカに補完してもらうべきなのに、
現実には日本は「何の対応もできない状態」で自縄自縛状態。 
現状では、日本は専守防衛。

つまり、国を守ろうとしても
「やられた後からの攻撃では、間に合わない」。 

仮にミサイルが北朝鮮から日本に向けて発射されたら、
数分以内に日本の国土に到着するスピード時代だ。 
本気で我が国を守ろうとしたら、
先制攻撃も可能に出来る能力を維持する必要があるが、
愚かな事だが、日本国憲法がそれを阻止する。

日本国民は「憲法改正」もしない状態で、
どうして国防が出来ると言うのだ。

認識不足も無責任も甚だしい。 
危機感の欠片もない状態ではないかと、言わざるを得ない。

根本的な冷静な思考の欠如が、
偏見に満ちた根拠のない理屈で侵されていると言わざるを得ない。
それを未だ現実を直視しない「夢見心地」と言う。

危機を危機とも思わない、覚醒無き夢遊病者の如きだ。
でも「平和ボケ」のご当人にはその自覚はない。
覚醒しなくては!













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