何もしたくない時

何もしたくない時がある　
日々仕事に追われ、時間に追われ、
息もつく暇のない人生を送っていると、
時たまふと「何もしたくない」と思う時がある。　

今がその時だ。
今何をしているか、病院の待合室で、
自分が呼ばれるのを待っている。

病院というのは、はやっていない病院でない限り、
待たされるのが通例。　
待たなくてもいいような病院には行くべきでない。　

この、自分ではコントロールのできない相手任せの時間。　
ただぼやっと待っていても仕方がない。　
ぼやっとしていたいと自分では思う気持ちとは裏腹に、
時間貧乏な自分がいる。

やはり、何もせずに、無為に時間を過ごせない自分。　
生まれ持った習慣から抜け出すには、
余程の覚悟と決心が必要なのかも。

慣れない水や慣れない空気の下では、自然体になれないのだろう。　

日々の生活の中で散歩をする時間を取り入れる事は、
そんなにむつかしいことではない。　

それを習慣化すれば意識せずともその行為が可能になる。　

しかし、「何もしない時間を習慣的にもつ」というのは、
継続性がない故にちょっとむつかしい。

たまに思いついた時に、それを単発的にやる。　それしかない。　
そんなものだろう。　だから、そんなことを考えても意味がない。　無意味だ。　

でも、今のこの無為に過ごす無駄な時間を
ただ無駄に過ごすことにとても抵抗がある。　

だからこんな作業をしている。時間つぶしにはもってこいだろう。
病院へ行く時も携帯型のPCを持って出かける私は異常かも。
でも、スマホは持たない。　ガラケーで十分だから。

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