沖縄の基地問題（日本の防衛）

日本に攻撃をかけてくるリスクは
どの国にあるかという観点でものを考えれば、
一にも二にも中国だろう。　

そして三番か四番目に北朝鮮だろうと思う。　
今日の水爆実験で、リスクは急拡大した感は否めないけど。

その他の国が、現在の日本を侵略する意図があるとは思えない。　

そうした日本の国防問題を地理的に見て、
一番適切な防衛の最前線がどこかと問題提起されれば、
沖縄本島が最適なのは誰の目にも明らか。　

つまり、沖縄が日本の一部である限り、
沖縄に防衛の最前線を置かないという選択肢は全くない。

日米同盟の存続の有無は横に置いて、
日本が将来的に、
自国の防衛はすべて自前でやるという展開になった場合、
沖縄から米軍の引き上げという事にはなっても、
日本の軍隊が米軍に代わって、
沖縄の地を主力に駐在することには変わりない。　

地理的に、それが現実的でそれ以外はないのである。

普天間基地の問題を解決するために、
その代替地として辺野古がいいの、悪いのと国と県がもめているが、
仮に百歩譲って辺野古が却下されるとしても、
その辺野古に代わる基地は沖縄本島の他の場所以外には合理性はない。

仮に沖縄「以外」という前提が成り立つとすれば、
それは沖縄自体が日本国から分離独立する場合のみだ。　

その場合でも、沖縄は独立国である限り、
沖縄自体の軍隊が必要になる。

つまり、沖縄が他国の属国にでもならない限り、
沖縄から基地はなくなり得ない。

素人の目には、
沖縄県がないことねだりをして
ぐずっているようにしか見えない。

客観的に合理的な代替案を出せないという事は、
説得力のある代替案はないという事になる。

自分の意思で自国防衛をしない国は、
他国からの侵略を待つようなものである。

有り得ない幻想だけでは問題解決の道はない。

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