トルコ旅行での思い出

トルコでの記憶には何があるだろうか？
訪れたのは、もうかなり前の事だから、
記憶がかなり薄れかかっている。

イスタンブールでは、行きたかったバザールには行けなかったし、
楽しみにしていたトプカプ宮殿にも
時間が間に合わず入れなかったので、
その宮殿内のハーレムも見れず仕舞い。
パムッカレでは、遺跡の中の温泉プールも経験できず。

団体旅行の悲哀を十分に堪能させられた。

それと、トロイでは
歴史上有名なトロイ戦争に出てくるあの木馬は改装中で、
見るからに貧弱だったので、写真に収める意欲も失われた。

何だかバスに揺られる為に行ったような、
個人旅行ではあり得ないそんな旅だった。

トルコでは皆さん「紅茶」を御飲みになる。
現地では紅茶の事を「チャイ」と言う。
砂糖を入れて飲むのが一般的の模様。
私も何度か飲んでみた。

現地での食事の時に見つけたのが蜂蜜の巣。
蜂の巣のままでその蜂蜜が出てくる。
それが何とも美味い。
私はその蜂の巣の蜂蜜をお土産に買った記憶がある。

印象が強烈なものは、物忘れが酷くなっても記憶に残っている。　
そんなものなのかも知れない。

もう一つ記憶からよみがえるのは、
生まれて初めて、私がファションショウの為に人前で舞台に登ったこと。
現地の若くて可愛い金髪のモデルさん達と一緒に、
なんと、へんちくりんな私が参加する事になってしまった。
グループ旅行でその革製品の服装店に皆で行った時に
舞台の脇で見ている多くの人々の中から、
どういう訳か私がピックアップされて、
見る立場ではなく、見せる立場に急遽変更。

でも、なんだか、楽しい思い出として思い起こせるのは幸せ。

ボスポラス海峡をまたぐあの橋は、日本の会社が建設したもの。
このスライドショウにもその橋を載せている。
昨年だったか、安倍首相がその開通式典に参加したようだが、
日本の技術でそのボスポラス海峡の底には地下鉄が開通している。

その例の様に、日本の技術が世界で活躍する所を見るにつけ、
私はその日本人の一員であることで、とても良かったなと思える。

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