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島国根性 [世界は多様]

島国根性

久しぶりに聞く言葉だ。 
どこか懐かしい郷愁を感じさせるセピア色の表現だ。

電子辞書で「島国根性」とは何か、調べてみた。 
その電子辞書によると
「他国との交渉が少ないため視野が狭く、
閉鎖的でこせこせした性質」とある。 

ひょっとしたら、日本人の多くは、
この島国根性病に罹患しているのではないかと思う。 
少なくとも、特殊な例を除けば、
現実の日々の生活では、
他国との交渉は殆どないに等しい。 

周りはそのほとんどが日本人ばかりで、
日本人に共通の感覚や認識の下で生活している。 
言わば、日本人一色の
多様性に乏しい社会生活で、
どちらかと言うと社会として閉鎖的。 

だから、自分らと異なる多様な価値観を
すぐさま受け入れることは困難。 
確かに視野は狭いと言われても仕方ない。 
しかし、こせこせしているかと言えば、異論がある。

「島国根性」という言葉の
対極にあるのは「大陸的」だろう。 
大陸に特有な、小事にこだわらない、
度量の大きいと言うか、
感情や感覚などがのんびりしているさまなのだろう。

せきも慌てもしないから、
こせこせした性質ではないのかも。 
でも、どちらかと言うと
ぼや~としているのだろうが、
視野が広いかどうかは個人差があり、大いに疑問だ。 

大陸の場合は、その国にも寄るが、
異種の要素も自分の周りを取り囲むだろうから、
多様な価値観と接する機会も多いのではないかと思う。

島国根性がいいとか悪いとか、
大陸的なものがいいのか悪いのか、
そんなことはあまり問題ではない。 
いろいろ多様性に富んでいていいのだ。 
それぞれがそれらしく、
自分自身が自分らしく、
それぞれ固有の特徴や性格を持つ特別な存在であっていい。 
他と同じでなければならないという発想こそ可笑しい。






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