中国締め出し作戦

国益重視は永遠であっていい。
国益追求の為に日本と力を合わせればいい。
フィリピンの国益を尊重することは、
日本の国益にもなる。

スペイン、アメリカ、日本と
３度に渡って侵略された歴史を持つフィリピンだから、
心境は複雑なのは想像できる。
そういう事には、日本も十分配慮すべきだ。
個人レベルのお付き合いと同様に、
国家間のお付き合いにも信頼関係の醸成が肝要。

しかし、現在は現実の問題として、
中国の更なる侵略を阻止しなければならないフィリピン。
自国だけでは対応できない小国だから、
類似の立場にある日本と共闘することは不可欠の道。
同様に日本も共闘することで国益に資する。

拡大し続ける悪性ガンのような中国の暴挙を阻止する為には、
同様にヴェトナムともマレーシアとも共闘の輪を広げるしかない。

更に、中国を内から弱体化させるためには、
今加速しているように聞こえてくる、
これまでの日本からの中国への投資を、
出来るだけ速やかに効率良く極小化して、
中国の産業や経済へ圧力をかければいい。

過剰生産設備の活用の廃止、
過剰原材料の使用額の低減を図り、
地球環境の改善にもつながるように、
そういうことが、結果として可能となるように、
中国国内での環境造りが必要。

一足飛びに何もかもはできない。
中国共産党の抵抗は必至。
でも、時間をかけてでも、
徐々に出来る事から少しずつでも始めよう。
彼等は言葉で持って、対話して、
問題解決の図れる相手ではない。
現実的なやり方は、
徐々にボディ・ブロウを効かせていくこと。
気が付けば、そのブロウが効いていたという事が望ましい。

それらの計画を上手くやるには、
日米の同盟強化は前提条件だし、
今回の日豪の結束への動きはもっと強固にすればいい。
中国締め出し作戦は更に拡張し充実化を図る必要あり。

タグ：中国の締め出し作戦は焦眉の急