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「とんでもない話だ!」 [異文化交流]

「とんでもない話だ!」とは、フランスでは「どういう」のか?

何でもない「とんでもない話だ!」をしよう。 
例えば、フランス人なら、その表現を「どのような言葉で」表すかと言うと、
「それは立ったまま眠るという話だ!」というような言い方をするらしい。 

パリ東洋学校卒業のNHK国際放送局フランス語放送のアナウンサー
(2001年現在)が書いた辞典「携帯版フランス語会話とっさのひとこと辞典」
の中で見つけたものだから、まあ~間違いはないとは思うのだけど
「C’est une histoire a dormer debout!」と言うらしい。

類似の趣旨のフランス語表現として
「話がうますぎるよ!」
という表現は以前からよく聞くが、
それは「C’est trop beau pour etre vrai!」
つまり「それは本当にしては素晴らしすぎる」と言うみたい。

これらの二つの例の表現に関して、その中身の趣旨は
お互いに共通するものが部分的にあることは否めない。 
でも、文化が違えばこんなに表現方法が違うものかと、感心する。 

言葉の習得の為には、最初は母国語を話す人達が、
実際に「どのように表現するか」に注目する必要がある。 
それが文化であり、
文化を呑み込めて徐々に先方の事情の理解を深めることができる。

どちらでもよい、「とんでもない話だ!」だけど、
語学の習得を通じて
その文化の入り口に少しは足を踏み込むことができる。 

彼らの目線でものを見て、
彼らと同じ感覚で共感を共有することができれば、
その異文化への参入が少しは可能となる。

そうして、複数の文化を対比することで、
同時に日本の文化への理解も少しは進歩する。
 
だから、そうして自分自身を違った角度から眺め直して、
見直すことができるので、まんざらでもない。





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