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平和を確保する力がなくては、平和は保てない [blog]

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米国の国務長官が、
中国の不法な南シナ海への侵略に異議を唱えているが、
周辺の当事国が大いに中国に抵抗を示している様に見えない事が
とても不思議な感じがする。

自国の当然の利権を侵されても、
何も反応しないことなどありえないことだから、
多分我が国のマスコミがそんな動きを取り上げて
日本国内で報道しないからかも知れない。

日本の報道関係が、中国の公船による頻繁な領海侵犯の事実を
積極的に報道しないのと、どこか類似点があるのかも知れない。

尖閣は下手をすると、中国に侵犯される危険が大きい事を
今や知らない日本人はいない筈だが、なぜか日本人はものを言わない。

中国は一足飛びに大きな動きを見せないかも知れないが
徐々に隙あらば付け込もうとしているのは、
これまでの歴史を見れば明らか。

力でもって他国の領土領海に侵略するのを是とする中国に対して
その力を押し返すだけの力のなかったチベットの民やウイグルの民などは
あっけなく漢民族の餌食になってしまった事実があり、
この南シナ海での中国の動きは、
そうした過去から続きの対外拡張政策。
その一つに、現在の我が国の尖閣の危機が位置する。

世界に目を向ければ、簡単に分かる事だが、
日本人はちょっと「人が良すぎる」。

日本人は「相手に悪い」と考えるが
「相手が悪い」とは思いもつかないみたいだ。

所が世界では大抵、「自国の国益」しか考えない。
例えば、歴史事実に照らして言えば、旧ソ連が
我が国の北方領土を不法に占拠したにも関わらず、
ロシアは日本に対して北方四島を返還する意思など全くない。
自国が良ければ、他国の事などどうでもいいのだ。

日本には、その不法に奪われた
北方四島を取り返すだけの「力」がないものだから、
そして、外交交渉であたかも取り返せると錯覚しているものだから、
何年何十年交渉しても、何ら話が現実のものにならない。

それが、国際関係の否定できない冷徹な現実なのに、
その前提を認識する事も無く、妄想の世界に浸っているから、
事が一向に前に進まない。

日本の現実を直視している人には分かっている筈だ。
我が国が国際社会の中で、自国の正当な主張を通す為には
「力」が必要だという事が。

でも、おろかな事に、その現実を封印し、
現実から逃避している人々が
我が国の政界にも一般人の間にも跋扈している。

そうした人々の中には、自国がお行儀よくしておれば、
あたかも「平和を保てる」と念仏を唱えている連中がいる。
何を根拠に?

根拠など全くない。 世界の現実から目をそらし、
単にそのような、あり得ない事を妄想しているだけだ。

我が国の敗戦後の念仏の様な憲法を、盲目的に信じ込み、
それで我が国の平和が担保できると錯覚しているだけなのに
そのことにまったく気が付いていない。

だから、先制攻撃能力を持って
敵国からの攻撃を回避するとでも言おうなら、
とっさにアレルギー反応を示す。
そのアレルギー症状は、日本固有のものだろう。

そうした国防を担保する責任を持ち合わせていない
無責任な言動は、現に慎んでもらいたい。

「力」がなくては、食い殺される、自然界の掟は
現実に国際関係においても存在する。
我々日本人はその現実から逃れる事は出来ない。




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