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映画「ひまわり」を鑑賞して [blog]

https://www.youtube.com/watch?v=nMdBwPCkXGk

Henry Mansinniのテーマ音楽が、あまりにも美しい旋律なので、
どうもそちらに気を取られがちですが、

イタリア映画の「ひまわり」を鑑賞して、考えさせられました。
戦争が人の人生を破滅に追いやる要素を持っていることを。
それは、平和な国の国民にとっては、
非日常的な特異な事。
戦争によって、人生が完全に自分の思いとは全く異なる方向へ
導かれることはよくあることなんですね。

映画の主人公はあのSophia LaurenとMarcello Mastroyani。
恋人同士の彼らは、Marcelloが戦争でRussiaへ行くことで引き裂かれ、
Marcelloが雪の中で行き倒れになり、兵隊仲間から見放され、
あわや凍死寸前で、その地のRussia女性にかろうじて命を助けられます。

一方、祖国に戻った戦友からMarcelloの事を聞いたSophiaは、
Marcelloがまだ生きていることを切望し、単身でMarcelloを探しに、
Russiaの地を尋ね歩きます。
そして、ついに、生きているMarcelloを発見するのです。

所が、Marcelloはその命を助けてくれた若いRussia女性と、
現地で家庭を持ち、子供までもうけているのを目にするのです。
彼女は、Marcelloを目前にして、今いる駅でMarcelloが降りた
その汽車に慌てて飛び乗ります。

何て運命は皮肉なのでしょうか?
その映画の背景に流れているHenry Mancinniの、
あの流麗な旋律があまりにも美しいが故に、
その物語とはとても対照的でとても不釣合いな
paradoxを感じ取ることを禁じえません。
残酷な物語の筋と魅惑的なその音楽とは、
なんという取り合わせなのでしょうか。

そのような理不尽がやはり人生の現実なのでしょうか?
とても考えさせられました。






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