シリアが賢明な決断を！

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM0905F_Z00C13A9MM8000/

まともな人間なら、誰も人の不幸を望まない。
シリアの内戦で、とんでもない多くの無辜の民が
あんなに悲惨なめに遭っている状況を見て、誰もが
「なんとかしたい」と思っていることだろう。

今日のニュース「ラブロフ外相のシリアに対する
化学兵器廃止提案」は大いに歓迎したい。
ロシアとシリアの長年の密接な関係で、
ロシアはなんとかシリアが攻撃されるのを
なんとか避けたいと願っているのだろう。
ロシアのみならず、誰も、戦争などによって
多くの犠牲者が出る事を望んでいない。
アメリカも攻撃を加えるのが目的ではない。
出来れば、そんな事態は回避したいのがアメリカ。

シリアに内在する化学兵器使用問題が、誰が見ても
「完全に解決された状態」にならない限りは、
アメリカも、自身が望まぬ必要な制裁を
取り下げることも出来ない。
アサド政権がロシアの提案通り受け入れ
それを実行する可能性が高くないので、
アメリカも懐疑的ではあるが、基本的には
ロシアの提案を歓迎している。
ロシアの努力を評価したい。

あとは、シリアがアメリカをして納得させる
行動を実行するかどうかだ。