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Netizen [blog]

「Netizen」という言葉が日本語にはある。

説明によると、network + citizenの合成語で、
「パソコンやインターネットを思いのままに使いこなしている人々」
という意味だそうだ。 私の使用する古いeDictionaryにも
その言葉が出ているので、ずいぶん以前からあるのだろうと、
想像する。 さすが日本語、「ネティズン」ではなくて、
「ネチズン」と発音するのだそうな。

他方、同じ「Netizen」という言葉が、同じ私のeDictionaryの
中にある、ジー二アス英和辞典や、Oxford現代英英辞典には、
見当たらない。 つまり、この合成語は明らかに英語の単語の
合成語であるにも関わらず、英語ではなく、日本語そのもの。 
アルファベットを使って出来た日本語なのだ。

日本人は、漢字やかなやアルファベットなどを使って、
縦横無尽にその言語空間を拡大する。 
中国が武力でもって自国の領土を外界他方面に拡大する
ように、日本はその文化圏を、新しい言葉を適宜に使って
外に向かって拡大する。 文字数26のみのアルファベットの
英語圏文化に較べると、日本の文化は、言語の組み合わせ方も
その種類も多種多様で、あたかも神経細胞と神経細胞をつなぐ
シナプスのように、一瞬に多方面に展開を可能にするのは、
日本語を分子的に構成するその要素に高い柔軟性や
融通性があり、その結果として新言語作成能力を持つ故であろう。

確かに、英語もその語源を、ラテン語やギリシャ語を始め、
多彩な起源を持つのであろう。 
しかし、それらはあくまでもアルファベットとそれに順ずる
文字の世界のみを起源とし、日本語ほど自由な組み合わせを
可能にする言語体系ではない。 換言すれば、日本語でならば、
いくらでも言語創作は可能なので、
新しいものを取り入れるのにも抵抗なく出来るという
昔からの特質に恵まれている。 つまり、日本語だけでも、
世界で一番広い世界を覗くことが可能だという結論に至る。

これからの時代、PCやスマホなどがなくては、社会の進歩から
取り残される。 technical devideという言葉ができて、
もう久しいけれど、internetを「活用」できない生活は、
浦島太郎になってしまう。

日本人をバイリンガルにする方法




タグ:Netizen
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