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遇者と賢者 [blog]

「遇者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 
これはしばしば引用される言葉だ。 

一人の人間が一生かかって出来る経験には、
おのずと限界がある。 
そんな狭い範囲の経験を通して、
自分がわかったような気分になり、
その貧弱な経験をもとに考え判断するから
愚か者と呼ばれるのであろう。 

賢い人は、歴史というとてつもなく広範囲に渡る
過去の事実や経験の集積のもとに考え判断する。 
その違いはあえて言及するまでもない。

ここで、モンテスキューの言葉を一つ。 
「和を欲するならば、戦いに備えよ」 
原語では、「Si tu veux la paix, prepare la guerre.」 

この言葉は、今の日本に当てはまると思う。 
平和を希求する日本人。 争いを望まない日本人。 
だから、その平和を守り維持したいと思うならば、
その目的を可能にするためには、
悪意ある他国に攻め込まれないように、
国防の策を整えなければならない。 
それは、モンテスキューの言う「戦いに備えよ」である。 

いざとなれば、自力で敵の侵略を撥ね付ける能力維持が必要。 
こちらがおとなしくしていると、その弱腰に漬け込んでくるのが
シナや北朝鮮。 油断も隙もない。 
かの国々には、日本の思考的に偏狭で技術的には的外れな
平和的思考は通じない。 平和な状態というのは、
世界史上、むしろ一時的な例外的な状態。 
日本がたまたま戦後長きに渡って戦争に巻き込まれなかったのは、
かかる必然を背景とする偶然的例外以上のものではない。 
日米安保の下、アメリカの核の傘の庇護の下に守られてきたに過ぎない。 
そのアメリカの相対的力が低下し、昨今のシナの急速な軍事力拡大で、
世界のパワー・バランスに変化をもたらし、
その隙を狙って、シナは日本にも襲いかかろうとしている。 
シナにとっては、それは特別なことではなく、
長年の歴史が語るように、普通のこと。 
現実にチベットを侵略し、ウイグルも侵略し、
南シナ海でも、ベトナムやフィリピンに対し侵略を仕掛け紛争中。 
更に、シベリア方面にも、その勢力の拡大を狙っていると言われている。 
人体に発生した悪性腫瘍のように、どんどん大きくなろうとしている。

話を戻すと、アメリカは、太平洋戦争終結後も、
ず~といまだに戦争を継続している。 
その時々に、その戦争の相手が異なるだけだ。 
歴史とは、古き時代から現代に至るまで、争いの連続。 
戦闘状態は常に継続して存在する。 
それ故に、平和は「他国にお願いして委ねられるものではない。」 
むしろ、自分の力を行使して自力で勝ち取るもの。

賢明な政治家は、そうした認識を持ち、
従来の不適切な思考や行為の是正のために
行動を起こそうとしていることが伺える。 
国民は、そうしたあるべき政治家の努力を明確に支持しないと、
政治は上手く機能しないことを肝に銘じるべきであろう。

賢者は「運動」をする。 頭も体も。
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