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語学の効用を考える [外国語]

今更という感じは否めませんが、
我々一般の人間が「なぜ語学を」するのか、
その意義について考えてみたい。

他の動物の場合や植物などの事情はよく知らないけれど、
人間は明らかに「言葉」を持ち、それを道具として操って、
人間の世界に独自の社会的機能をもたらしている。

人と人が意思の疎通を図るのは、すべてその「言葉」のお陰。
「言葉」を交わさなければ、お互いに、他の人が、
何を考えているのか、どんな思いでいるのか、
まったく分からない。
Body Languageと呼ばれるものも存在はするが、
それは限られた機能しか発揮できない。

人間が人間である所以は、その「言葉」故のこと。
その「言葉」という道具を上手く活用して、
その結果、人の「人生を豊かに」してくれる。

人間には多様な人種があり、多様な文化に分かれていて、
それぞれに独特の言語を操っている。 我々日本人は
日本語を話し、イタリア人がイタリア語でやっているように。

今の21世紀の世界では、近年の目覚しいIT技術の急速な
発展のお陰で、世界は急速に狭くなってしまった。
形の上では、依然、国境という目に見えない線があり、
人や物の実際の移動には、依然隔たりを認識させるもの
ではあるが、今や世界中のその殆どが、通信などの分野では、
もはや国境は存在しない。
時差という名の物理的影響を伴う時間的落差こそ存在するが、
人々が意思の疎通を図るという上では、人はいつでも、
どこの誰とでも、話し合いができる環境にある。
便利なことに、emailやskypeなどで、殆どコストも
気にせずにお話ができる時代。 
必要なものは「言葉」だけ。

人間社会のその多くは、経済的には、世界のあらゆる国々と
何らかの関係を持ち、一国が他国から孤立しているという場合は
もはや現実的ではない。 世界の諸々の問題解決や
関係の発展のためにも、世界の主要国などは、政治上でも
協調や協力が必要とされ、関係国同士でつながっている。

現実に、地球の温暖化、テロなどの例が示すように、
社会的にも、経済的にも、自然環境に関しても、
地球規模の問題が存在し、一国のみの身勝手な振る舞いは
許されない。 そういう全体的な背景をバックにして、
英語を母国語とする一部の例外の国々を除けば、
今や自国の母国語だけでは到底やっていけない状況にある。
好むと好まざるとに関わらず、他国と何らかの形で
「関わり」は避けられない。 それが現代の人類総体を
取り巻く環境。 こんなことはあえて言うまでもない
周知の事実。

そういう常識的な事を、あえて再確認したような状況下で、
地球上の人々は暮らしている。

勿論、そんな事がまったく眼中にない生活を営んでいる人も
少なくはない。 そういう生き方も選択肢の一つだろう。
だけど、社会的に何らかの形で他者との関係を持ち存在する
場合には、もはや大なり小なり、「語学」というものを、
避けて通れるものではない。

人と人が関わりを持つ場合には、意思の疎通に「言葉」が必要
であるように、その関わりの関係が他国とのものとなると、
一般的に「語学」は避けて通れない。 英語が世界で一番
使用頻度の高い言語ではあるが、場合によっては、
英語ではお話にならない場合もあるかも知れない。
そんな場合は、英米人といえども、外国語を使う必要性に
迫られる。

例えば、韓国では、英語はそれほど通じない。 タイ国でも
同じ傾向がある。 フランスでも英語はそれほど通じない。
日本でも、英語でべらべら喋る人はむしろ少数派だろう。
読み書きはそれなりに出来ても、耳で聞くことや喋ることは、
まったく別の話だ。 Hearing能力が向上すれば、その先の
進歩は期待できる。 まずは、hearingをなんとかしたいもの。
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Speakingの本質は、語学そのものではなく、
本人の資質や経験や教養がものを言う。


さて、前述のような客観的事実の下で、語学の「効用」について
考えてみたい。 その「効用」というのは、語学をやることによって
もたらされる「メリット」、「特典」、「得すること」だ。
冒頭に書いたように、一言で簡単に言うと「人生を豊かに」
してくれることに役立つ。 では、その具体的中身はどうなのか。
期待できるその「メリット」は、多分人によって、その中身が
違ったものになるだろう。 想像できるのは、一つの新たな
言語を学ぶことによって、あらたな世界が自分の視界に
入ってくること。 それまでは、部外者であった故に知らなかった、
始めて見聞きし経験する新しい世界が、あなたの好奇心を
駆り立ててくれ、あなたにより広い豊かな世界へと誘ってくれる。
そうした未知のせかいへの扉を開ける鍵が「語学」であることには、
まったく疑念を抱く余地がない。



タグ:語学の効用
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