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語学力は、その人の総合能力 [外国語]

語学はテクニックではない。
基本的な言語能力が確立されておれば、
あとはその人自身の総合力がものを言う。 
つまり、その人が何に関して述べる資格があるのか、
どれだけ広く深く知っているのか、
というその人の中身の問題が、
その人の言語能力を左右する。 
それは外国語ででも母国語ででも然り。 

人は自分一人で経験できることには限りがある。 
だから、より多くの人の経験や知識を借用するやり方が、
一番手っ取り早いやり方。 
本はできるだけ多く読むことが望まれる。 
また、できれば自分ででも、
より多くいろいろ体験してみたいもの。 
海外旅行は、そういう目的には役立つ。 
楽しみながら体験ができて、実地に即した知識が増え、
より自分の成長につなげることができる。

普段は、自分の仕事や生活圏に関する語彙以外には、
あまりご縁がないもの。 
だから、身近でない分野の単語や表現には、
接する機会がないため、自分のものとはなりにくい。 
それは誰にでも普通のことなので、
できればひとつ新しい分野を取り上げて、
その分野に毎日首を突っ込む習慣をつけたい。 
例えば、普段まったくご縁のない中東の今の現状に興味を持つとか、
いつもややこしい前もって予知のできない北朝鮮の動向に興味を持つとか、
何かその選択された分野を毎日ちょっとのぞけるように、
パソコンの「お気に入り」に登録して、毎日覗いてみよう。 
すると、普段はそれまで使うことのなかった言葉に必然的に出くわすことになる。 
例えば「provocation」などという言葉は、
通常の一般の生活ではまったく関係のない言葉だが、
北朝鮮に興味を示すと、それはありふれた日常的に出てくる言葉となる。

政治の分野、経済の分野、一般社会の分野、国際情勢、何でもいい。 
これからやろうと思う分野ひとつだけでもいいから、
少しずつ馴染んでいくようにすればよい。 
そういうことを継続していると、
その内に、その新しい分野の言葉や表現が、
少しずつ無理なく習得できる機会ができるというもの。 
そういうことの繰り返しで、知識を収集して堆積していけば、
より広い分野で、単に知っているということで終わらず、
「自分の言葉」として、人に話ができるようになる。 
何も知らないようでは、話や会話をリードできない。 
相手が変わっても、誰とでも、どんな分野でも、
話をリードできることは理想的。 
自分の事ばかり話すというのはいただけないが、
ちょっとでもその話をリードできるという理想に近ずけるよう、
努力したい。 総合力の高揚は、そんな芸当を可能にする。

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タグ:語学力
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